霊能力と超能力6

またいかがわしげな本が出た

2016年7月6日の朝日新聞に『聞いてビックリ「あの世」の仕組み」』という本の広告が大きく出ていた。

また江原啓之がいかがわしい本を出したのかと一瞬うんざりしたが、写真を見ると江原ではなく女性だった。松原照子という人だった。初めて聞く名前で、氏素性はまったく分からない。

出版社は東邦出版で、これもまた初耳の会社だった。

 

正体不明なのでネットで検索をかけてみた。するとウジャウジャ引っかかってきた。

それらを適当に斜め読みしていると、スピ系ではかなり有名な人物のようだ。知らなかったのは私だけだった。

 

松原は1946年生まれだからかなり年である。肩書は経営コンサルタントで、コンサルタントとくるとたいてい眉唾が多い。

松原は預言者として有名なのだそうだ。どうも超常現象専門のようで、2011年の東日本大震災を予言したことで名を上げたという。

 

予言をするということなので、霊能者なのだろうか? これは確認できなかった。

 

預言者は時間をおいて繰り返し登場する。数年前に日本で有名になり騒がれたのはジュセリーノという変な男だった。この男は偽物だということがすぐに明らかになり、マスコミから消えてしまった。

さて松原さんはいつまでもつだろうか。

 

預言者はノストラダムスの昔からたいてい信用できない。

だからこの人も信用しないほうが無難だ。災害の予言が当たったなんて騒いでいるのはたいていいかがわしい。

 

新聞に広告されていた本は内容が箇条書きで一部紹介されているが、それを見ると、「どうもな」と思ってしまった。

優れた霊能者でもあの世のことはほとんど分からないものだ。私の知っていた霊能者は優れた人だったが、霊界のことはほとんど語らなかった。分からなかったのでしょう。

この人がそうだったので、松原さんに「あの世」のことが分かるとはとても思えない。

「あの世」のことは江原啓之がたくさん本を書いているが、嘘ばっかりだ。

 

ですから、予言が当たったと自分で言っている人の語る「あの世」など信用しないほうが無難です。あの世のことなんて分かる人はほとんどいませんし、分からなくても生きていくうえで何ら差しさわりはないのですから。